2010年10月1日金曜日

《考察》キャラメルボックスのなかには

成井豊演出、エドモン・ロスタンの『シラノ・ド・ベルジュラック』を昨晩見てきました。
曰く、喜劇であると。
作品は「喜劇」というより「コメディー」と言った方があっているだろうと思う。
キャラメルの若手達がポップな感じに仕上げていた。
キャラメルの箱を揺すると、がさ。がさ。ごろん。
箱は軽いけれどちゃんと何かある。
わくわくして箱を開けると、
期待通りの甘い夢。
みたいな。
そうゆうのが劇団のコンセプトなんだったらきっと成功なんだろうなー。
キャラメルの登場人物は、みんな綺麗で裏がない。
現実に生きてる人々はこんなにも
醜くって、
泥臭くって、
グロテスクなのに。
キャラメルボックスは、どちらかというと、アミューズメント。
ディズニーランド、夢の国。お伽噺。
そんな印象を受けました。
期待通り。
そんな感じ。

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