成井豊演出、エドモン・ロスタンの『シラノ・ド・ベルジュラック』を昨晩見てきました。
曰く、喜劇であると。
作品は「喜劇」というより「コメディー」と言った方があっているだろうと思う。
キャラメルの若手達がポップな感じに仕上げていた。
キャラメルの箱を揺すると、がさ。がさ。ごろん。
箱は軽いけれどちゃんと何かある。
わくわくして箱を開けると、
期待通りの甘い夢。
みたいな。
そうゆうのが劇団のコンセプトなんだったらきっと成功なんだろうなー。
キャラメルの登場人物は、みんな綺麗で裏がない。
現実に生きてる人々はこんなにも
醜くって、
泥臭くって、
グロテスクなのに。
キャラメルボックスは、どちらかというと、アミューズメント。
ディズニーランド、夢の国。お伽噺。
そんな印象を受けました。
期待通り。
そんな感じ。
2010年10月1日金曜日
《たわむれ言です》お芝居のこと
新劇。ぼくはわりと結構かなり好きなんですよね。
日本では「古典」って言われてますけど、
諸外国へいくと全然まだまだ現代劇なんですよね。
東京では、隔週でヘンリック・イプセンの戯曲を海外の劇団さんがやるっていう企画も、今まさにやってるみたいですよ。
実際日本でも、チェーホフとかめちゃやってるしね。古典としてですけど。
まぁ著作権料の問題とか、大人の世界ではあるかもですけどね。
「オイディプス王」なんて、小説の世界でも取り上げられるんですよ。構造論とか心理的なことで。
劇構造からして、全然古くないんですよね。うん。
ただ時代背景とか、文化的なことで現代とギャップは少なからずあるけれど。
何かを知る上で、昔のことは絶対に勉強すべきだと思います。
新感線とかだって、元はつかこうへいさんのコピー劇団だったわけで、つかさんは他の誰かに影響を受けてるはずで。
これも師匠的なものなんですかね。
最初宗教的な儀式から始まった演劇(便宜上こう言います)が、
リスペクトされてコピーされて、
それが続いて続いて結局2000年以上とかになるんだからさ。
絶対に必要なことだと思うのよ。
古きを温ねて新しきを知れば、以て師と為るべきですよ。
ぼくが果たしてどこまでできてるのかなんてわかりませんよ。
まだまだまだ演劇始めて7年目ですからね。
しかもただの高校演劇上がりですから。
まだまだまだまだ勉強中ですよ。役者も照明も。
演劇はただの自己表現の場じゃない。
コンプレックス克服の場じゃない。
ただ楽しいからって理由でやってほしくない。
でもこれはぼくの理想です。
実際コンプレックスの塊で、演劇の楽しさに味をしめてただ辞められなくって、意固地になって後に引けなくって、
そんな一人の表現者でござい。
人に非ず、人を憂う。
それでも羽を広げて人より優れた時、「俳優」になるのです。
(非ってゆう字は羽を左右に広げた様が由来になってるそうですよ。)
前半は菊川さんのお言葉です。
ぼくを芝居漬けにするキッカケを与えてくださった方です。
まぁ役者になりたいのではないんですが。
役者もやる者としての戯れ言ですゎん。あは。
そんな感じー。
あー、暑苦しい。笑
日本では「古典」って言われてますけど、
諸外国へいくと全然まだまだ現代劇なんですよね。
東京では、隔週でヘンリック・イプセンの戯曲を海外の劇団さんがやるっていう企画も、今まさにやってるみたいですよ。
実際日本でも、チェーホフとかめちゃやってるしね。古典としてですけど。
まぁ著作権料の問題とか、大人の世界ではあるかもですけどね。
「オイディプス王」なんて、小説の世界でも取り上げられるんですよ。構造論とか心理的なことで。
劇構造からして、全然古くないんですよね。うん。
ただ時代背景とか、文化的なことで現代とギャップは少なからずあるけれど。
何かを知る上で、昔のことは絶対に勉強すべきだと思います。
新感線とかだって、元はつかこうへいさんのコピー劇団だったわけで、つかさんは他の誰かに影響を受けてるはずで。
これも師匠的なものなんですかね。
最初宗教的な儀式から始まった演劇(便宜上こう言います)が、
リスペクトされてコピーされて、
それが続いて続いて結局2000年以上とかになるんだからさ。
絶対に必要なことだと思うのよ。
古きを温ねて新しきを知れば、以て師と為るべきですよ。
ぼくが果たしてどこまでできてるのかなんてわかりませんよ。
まだまだまだ演劇始めて7年目ですからね。
しかもただの高校演劇上がりですから。
まだまだまだまだ勉強中ですよ。役者も照明も。
演劇はただの自己表現の場じゃない。
コンプレックス克服の場じゃない。
ただ楽しいからって理由でやってほしくない。
でもこれはぼくの理想です。
実際コンプレックスの塊で、演劇の楽しさに味をしめてただ辞められなくって、意固地になって後に引けなくって、
そんな一人の表現者でござい。
人に非ず、人を憂う。
それでも羽を広げて人より優れた時、「俳優」になるのです。
(非ってゆう字は羽を左右に広げた様が由来になってるそうですよ。)
前半は菊川さんのお言葉です。
ぼくを芝居漬けにするキッカケを与えてくださった方です。
まぁ役者になりたいのではないんですが。
役者もやる者としての戯れ言ですゎん。あは。
そんな感じー。
あー、暑苦しい。笑
2010年9月30日木曜日
考察の前に。池ポチャ。
東京二日目。
チェックイン時刻の関係で昨日はカラオケに泊まり、その後マクドで寝るという廃人。
一時間チェックイン早めてもらい、シャワー浴びてさらに一時間仮眠をとりました。
今日は新国立劇場小劇場にて、「ヘッダ・ガーブレル」を見て参りました。
場所が初台駅直通、だそうですが地図見ると新宿駅からそんな距離もなさそうだし、、ということで新宿から歩くことといたしました。
ら、むっっっちゃ遠いでやんの。30分強歩いて開演超ギリ着。
でしたが。
新国立劇場ってなんかオフィスビルと一緒になってるんな。
劇場がどこにあるか全くわからずさ迷うこと5分強。
半泣きでイケメンの会社員のお兄さんに聞き、言われた通り向かう。
辺りは真っ暗です。もう48時間くらい
コンタクトいれとります。
目が疲れて視力も落ちて、
でもあと2分、走ったら間に合う!!!
と、走り出した矢先。
どぶん。。
なんかね、東京ってオサレなのね。
オフィスビルのくせに建物の回り池がね、あるのよ。
しかも夜だし照明のハレでツルツルの石か水かわかんないのね。
膝下びしょびしょですわ。
や、でもお金払い込んだし見ないわけにはいかんのよ。
とゆうわけでむっちゃ裾まくって、
濡れた靴のゴムがきゅっきゅっ言いながら、平然とした顔で劇場向かいましたよ。
はぅー部屋についたら靴ドライヤーかけやな。
とさ。
結局頭の5分か10分くらい見逃しちゃいました。
予定は計画的にこなしましょう。
《考察》イプセンかぃ。
東京二日目はJAPAN MEETS...の「ヘッダ・ガーブレル」@新国立劇場小劇場でした。
小屋に関していうと、これもまた客席は映画館みたいな椅子。
ピッコロというよりか、京造の春秋座て感じ。
バルコニーのお席でした。
美術は池田ともゆきさんという方で、
なんかぼく、この方の名前よく目にする気がします。
ちょっと家帰ったら調べてみます。
舞台は、ちょっと説明しにくいので写メ参照。
昨日の舞台と一緒に次の日記にあげますです。
そして初見の灯体に出会いました。
ENIZOOM。家帰ったらこれも調べます。
お芝居は、イプセンの作品だそうで、何だかここ2年はイプセンにすごく縁があるようですぼく。
イプセンらしい、フェミニスティックなお話でした。
女性がとても気丈で凛としていて、大地真央さんがとてもよく表現されていました。
低音の声は心地よく、それで何か恐怖も感じ、でも繊細な。
女性に使う言葉でないかもしれませんが、「渋くてカッコいい」女優さんだなぁという感じ。
またそれがイプセンの描く女性にピッタリはまっていました。
まだ2本しか見ていませんが、
東京の小劇場では、テレビでも活躍されている役者さんも出演されるようですね。
それでも違和感のない劇場の作りになってますし。
(赤坂レッドシアターや新国立劇場は、関西でいうBRAVA的なものなのでしょうか。
それなら納得)
美術で言えば、屋根や天井があるのが主流で、
転換は基本、明転。(今回のお芝居は、美術で作った天井から続くプロセ的なものにENIZOOMさんで舞台枠だけを当てていました。すごく効果的でした、長かったけど。)
B.Oの状態は両公演ともありませんでした。
関西ではプロジェクターによる映像効果が流行ってるように思いますが、こちらではないようです。
また指定の席をいただき、上演時間は2~2時間半で、特に苦痛は感じませんでした。
客席の作りでしょうね。(今日はバルコニー席で首が痛くなりましたが)
キャパは赤坂で200~300、新国立は400~500くらいでしょうか。
明日はマチネに今回で第9回公演というちっちゃい劇団さんと、ソワレにキャラメル見てきます。
さて、昨日今日の舞台の絵書いてきますー。
小屋に関していうと、これもまた客席は映画館みたいな椅子。
ピッコロというよりか、京造の春秋座て感じ。
バルコニーのお席でした。
美術は池田ともゆきさんという方で、
なんかぼく、この方の名前よく目にする気がします。
ちょっと家帰ったら調べてみます。
舞台は、ちょっと説明しにくいので写メ参照。
昨日の舞台と一緒に次の日記にあげますです。
そして初見の灯体に出会いました。
ENIZOOM。家帰ったらこれも調べます。
お芝居は、イプセンの作品だそうで、何だかここ2年はイプセンにすごく縁があるようですぼく。
イプセンらしい、フェミニスティックなお話でした。
女性がとても気丈で凛としていて、大地真央さんがとてもよく表現されていました。
低音の声は心地よく、それで何か恐怖も感じ、でも繊細な。
女性に使う言葉でないかもしれませんが、「渋くてカッコいい」女優さんだなぁという感じ。
またそれがイプセンの描く女性にピッタリはまっていました。
まだ2本しか見ていませんが、
東京の小劇場では、テレビでも活躍されている役者さんも出演されるようですね。
それでも違和感のない劇場の作りになってますし。
(赤坂レッドシアターや新国立劇場は、関西でいうBRAVA的なものなのでしょうか。
それなら納得)
美術で言えば、屋根や天井があるのが主流で、
転換は基本、明転。(今回のお芝居は、美術で作った天井から続くプロセ的なものにENIZOOMさんで舞台枠だけを当てていました。すごく効果的でした、長かったけど。)
B.Oの状態は両公演ともありませんでした。
関西ではプロジェクターによる映像効果が流行ってるように思いますが、こちらではないようです。
また指定の席をいただき、上演時間は2~2時間半で、特に苦痛は感じませんでした。
客席の作りでしょうね。(今日はバルコニー席で首が痛くなりましたが)
キャパは赤坂で200~300、新国立は400~500くらいでしょうか。
明日はマチネに今回で第9回公演というちっちゃい劇団さんと、ソワレにキャラメル見てきます。
さて、昨日今日の舞台の絵書いてきますー。
《考察》東京3日目-1
雨ですね。
きっと誰かがどこかで本気出してるんでしょうか。
東京3本目は、劇団銀石さんのジーンズというお芝居でした。
劇場は地下にあって、IST(だったっけかな)を思い出しました。
小屋の中は、そうですねー。劇研みたいな感じでした。
なるほどと思ったのが、折り込みチラシを輪ゴムで留めてあったこと。
こういう心遣いは素敵と思います。参考になりました。
今回の舞台も、舞台面に材でアーチを作っていて、それを灯りで赤く染めていました。
幅・高さとも2尺くらいの段を舞台面に一列組んでいて、上下の両端に小さな行灯がありました。
この段にのぼって演技したり。
舞台面のコロガシを隠してたようですが。
増席であまりにも客が舞台に近いので、安全の確保的なこともあるんでしょうね。
あと、上下に竹的なものを吊っていて、それにPAR三台吊ってました。
煙なしで機材を舞台上に出すのは気持ち的に危ないですからねー。ぼくは割りと萎えちゃう派です、シンプルめな舞台にスタンドとか堂々と立ってると。
(専門がら、客入れ中に灯体とかチェックして演出の予想とかしてしまいます。
昔、ドセンター客席に向けて灯体があって、客入れにもかかわらず点いていなかったので「客席から役者出るみたいやねー」って連れと話していたら、隣の人が役者さんでした。あの時は申し訳ないことした。高校のときでした)
内容としては、ジーンズ=genes、遺伝子のお話。生死がどうのな話。
こういう、宗教的哲学的なお話は好き嫌い別れるだろな。
全体的に、役者様パワフルでした。若いねー。
第三舞台見てるような感覚でしたねなんか。
ダンスとチープなギャグはなかったですけど。
ニュートラル・リアリティー・ナチュラリティーをお芝居に求めるぼくです。
最近、エンタメが流行っていて。ガンガン音鳴らして、ピカピカ照明たいて。
役者が汗と唾を飛ばしながら叫び続ける。
そういうの、ぼくは嫌いとは言いませんが、なんか俗的だなぁーと思う。なんかなー。
今回のお芝居は、SFチックで前半ちょっとアングラ?前衛?寄りかなーと思ったのですけど、
結局どっちつかずに終わってしまった印象。
常に何かポージングしながら台詞を言わなければいけない、っていう、どこかしら脅迫観念が役者のなかにあるんじゃないかなぁと思います。
動かない=お芝居してないじゃないよなって、思うのよ。
背中向けたって顔見えなくたって、
板の上にのってる限りは表現者なんだよって、思うのよ。
ちゃんと生きていれば、板の上で。
ガンガン動き回ったっていいし、なんかポーズとりながら喋るのもいいよ。
けど、その中に人間が見たかった。
動いて動いて動いて、
それが単調で少し疲れたかな。
ハリ、だけじゃなくって、メリも欲しかった、感じ。
考察とゆうか、
完全のぼくの演劇論になっちゃった。
さて。キャラメル見てきます。
きっと誰かがどこかで本気出してるんでしょうか。
東京3本目は、劇団銀石さんのジーンズというお芝居でした。
劇場は地下にあって、IST(だったっけかな)を思い出しました。
小屋の中は、そうですねー。劇研みたいな感じでした。
なるほどと思ったのが、折り込みチラシを輪ゴムで留めてあったこと。
こういう心遣いは素敵と思います。参考になりました。
今回の舞台も、舞台面に材でアーチを作っていて、それを灯りで赤く染めていました。
幅・高さとも2尺くらいの段を舞台面に一列組んでいて、上下の両端に小さな行灯がありました。
この段にのぼって演技したり。
舞台面のコロガシを隠してたようですが。
増席であまりにも客が舞台に近いので、安全の確保的なこともあるんでしょうね。
あと、上下に竹的なものを吊っていて、それにPAR三台吊ってました。
煙なしで機材を舞台上に出すのは気持ち的に危ないですからねー。ぼくは割りと萎えちゃう派です、シンプルめな舞台にスタンドとか堂々と立ってると。
(専門がら、客入れ中に灯体とかチェックして演出の予想とかしてしまいます。
昔、ドセンター客席に向けて灯体があって、客入れにもかかわらず点いていなかったので「客席から役者出るみたいやねー」って連れと話していたら、隣の人が役者さんでした。あの時は申し訳ないことした。高校のときでした)
内容としては、ジーンズ=genes、遺伝子のお話。生死がどうのな話。
こういう、宗教的哲学的なお話は好き嫌い別れるだろな。
全体的に、役者様パワフルでした。若いねー。
第三舞台見てるような感覚でしたねなんか。
ダンスとチープなギャグはなかったですけど。
ニュートラル・リアリティー・ナチュラリティーをお芝居に求めるぼくです。
最近、エンタメが流行っていて。ガンガン音鳴らして、ピカピカ照明たいて。
役者が汗と唾を飛ばしながら叫び続ける。
そういうの、ぼくは嫌いとは言いませんが、なんか俗的だなぁーと思う。なんかなー。
今回のお芝居は、SFチックで前半ちょっとアングラ?前衛?寄りかなーと思ったのですけど、
結局どっちつかずに終わってしまった印象。
常に何かポージングしながら台詞を言わなければいけない、っていう、どこかしら脅迫観念が役者のなかにあるんじゃないかなぁと思います。
動かない=お芝居してないじゃないよなって、思うのよ。
背中向けたって顔見えなくたって、
板の上にのってる限りは表現者なんだよって、思うのよ。
ちゃんと生きていれば、板の上で。
ガンガン動き回ったっていいし、なんかポーズとりながら喋るのもいいよ。
けど、その中に人間が見たかった。
動いて動いて動いて、
それが単調で少し疲れたかな。
ハリ、だけじゃなくって、メリも欲しかった、感じ。
考察とゆうか、
完全のぼくの演劇論になっちゃった。
さて。キャラメル見てきます。
2010年9月28日火曜日
《長いよ。芝居考察》おら東京さ行くだ。
まず。
先日の、近大舞台芸術専攻の演技創作系卒業公演「時の物置」にご来場くださった方々、
本当にありがとうございました。
心よりお礼申し上げます。
さて。卒公が終わって一週間。
三丁目で照明仕込んだり、後輩のゲネ見たり、秋祭りのお手伝いにいったりバイト行ったり飲んだり飲んだりという、怒濤のスケジュールをこなしました。
今私は東京に居ます。
東京の小劇場演劇を見て、これからの小劇場の担い手としてお勉強。ということで。
まぁ80%は趣味ですが。
今日はその初日。
マチネ見る予定だったNODA地図は当日券が手に入らず断念しました。残念。
ソワレはトムプロジェクト・プロデュース「鬼灯町鬼灯通り三丁目」@赤坂レッドシアターです。
出演者は川島なお美、冨樫真、真山章志、大西多摩恵の4人、2時間のお芝居でした。
まず関西と関東(一本しか見てないけど)の小劇場の圧倒的な違いは客席だと思う。
関西でいう、「上演時間2時間休憩なし」というのはやっぱり長いと思う。
なぜなら客席に問題があるから。
ベンチ板に桟敷2枚はやっぱりしんどい。
いくら面白いことやられても腰がまずやられる。
開場と同時に入ったとして、硬い椅子に縛り付けられる時間は2時間半。コールや押しがあれば3時間近く。
さすがにきつい。
一方今日の芝居は、2時間というのに全く苦にならなかった。
客席は映画館のような感じで座席の指定もあった。(私は一列目センター!!)
ピッコロの中ホールやAIHALLを想像すればよいかしら。
芝居もよかった。
一人ずつの演技も深かったし、戦後すぐの人々の土臭さというか、汚さがよく表現されていて、逆にそれが綺麗でいとおしかった。
川島なお美もやっぱり可愛くて、キレイだった。何せ立ち姿が「美しい」。
小屋の広さは大体2ndと同じくらい。
下手3分の2に6畳の家、上手には大きな井戸と少しの垣根。
舞台が一尺半程上がっていて、一列鬼灯の花の植え込みの飾りがある。
鬼灯は家の外壁や垣根にも咲いている。
鬼灯の蕾の幾つかに電飾が仕込まれていて、転換や暗転前に赤く点灯するのがすごく効果的だった。
暗転幕の替わりに、なんかトトロで、お父さん達がガンガン閉めたりしてる風避けのアレを使っていて、なるほどなという感じ。
煙焚いていて、舞台上灯りがないと見えづらくなっていたので、それが集中力を削ぐことなく使われていた。
東京一本目、結構好印象な感じでした。
さてと、チェックイン時間の関係で今日は宿がないので近くのカラオケに泊まろうと思います。
眠い。
明日はホテルにチェックインしたら新国立劇場へ行ってきます。
今週はちょっとレビューしていきます。
先日の、近大舞台芸術専攻の演技創作系卒業公演「時の物置」にご来場くださった方々、
本当にありがとうございました。
心よりお礼申し上げます。
さて。卒公が終わって一週間。
三丁目で照明仕込んだり、後輩のゲネ見たり、秋祭りのお手伝いにいったりバイト行ったり飲んだり飲んだりという、怒濤のスケジュールをこなしました。
今私は東京に居ます。
東京の小劇場演劇を見て、これからの小劇場の担い手としてお勉強。ということで。
まぁ80%は趣味ですが。
今日はその初日。
マチネ見る予定だったNODA地図は当日券が手に入らず断念しました。残念。
ソワレはトムプロジェクト・プロデュース「鬼灯町鬼灯通り三丁目」@赤坂レッドシアターです。
出演者は川島なお美、冨樫真、真山章志、大西多摩恵の4人、2時間のお芝居でした。
まず関西と関東(一本しか見てないけど)の小劇場の圧倒的な違いは客席だと思う。
関西でいう、「上演時間2時間休憩なし」というのはやっぱり長いと思う。
なぜなら客席に問題があるから。
ベンチ板に桟敷2枚はやっぱりしんどい。
いくら面白いことやられても腰がまずやられる。
開場と同時に入ったとして、硬い椅子に縛り付けられる時間は2時間半。コールや押しがあれば3時間近く。
さすがにきつい。
一方今日の芝居は、2時間というのに全く苦にならなかった。
客席は映画館のような感じで座席の指定もあった。(私は一列目センター!!)
ピッコロの中ホールやAIHALLを想像すればよいかしら。
芝居もよかった。
一人ずつの演技も深かったし、戦後すぐの人々の土臭さというか、汚さがよく表現されていて、逆にそれが綺麗でいとおしかった。
川島なお美もやっぱり可愛くて、キレイだった。何せ立ち姿が「美しい」。
小屋の広さは大体2ndと同じくらい。
下手3分の2に6畳の家、上手には大きな井戸と少しの垣根。
舞台が一尺半程上がっていて、一列鬼灯の花の植え込みの飾りがある。
鬼灯は家の外壁や垣根にも咲いている。
鬼灯の蕾の幾つかに電飾が仕込まれていて、転換や暗転前に赤く点灯するのがすごく効果的だった。
暗転幕の替わりに、なんかトトロで、お父さん達がガンガン閉めたりしてる風避けのアレを使っていて、なるほどなという感じ。
煙焚いていて、舞台上灯りがないと見えづらくなっていたので、それが集中力を削ぐことなく使われていた。
東京一本目、結構好印象な感じでした。
さてと、チェックイン時間の関係で今日は宿がないので近くのカラオケに泊まろうと思います。
眠い。
明日はホテルにチェックインしたら新国立劇場へ行ってきます。
今週はちょっとレビューしていきます。
2010年9月5日日曜日
制作増員。
今日は浪速グランドロマンさんの制作増員に行って参りました。
初の野外現場で、
この時期なんでもう、暑い暑い。ダメだ-。
2時からずっと立ちっぱだったので
足がパンパンでございます。
小屋打ち?で、端っこにいてたらチーフさんに怒られました。
自分から絡んで行かないと誰もかまってくれないわって。
まさにその通りです。
挨拶、礼儀、感謝。
これを忘れないようにしないとです。
で、遠慮するな。
がっついていきましょう。
仕事ください、
仕事ください。
明日はHPFでお世話になった入江さんのバラシのお手伝いに行って参ります。
初の野外現場で、
この時期なんでもう、暑い暑い。ダメだ-。
2時からずっと立ちっぱだったので
足がパンパンでございます。
小屋打ち?で、端っこにいてたらチーフさんに怒られました。
自分から絡んで行かないと誰もかまってくれないわって。
まさにその通りです。
挨拶、礼儀、感謝。
これを忘れないようにしないとです。
で、遠慮するな。
がっついていきましょう。
仕事ください、
仕事ください。
明日はHPFでお世話になった入江さんのバラシのお手伝いに行って参ります。
2010年9月3日金曜日
金☆欠
劇団を立ち上げ、旗揚げに向けてゆるゆると動きださないとなぁと思っているんですが、
どうもこうも、わからないもんだから、色々あせり焦りやってます。
で、金!ない!!笑
そこそこ人に見せられるものを作ろうって、思うと、
やっぱりそれなりにいるものはいるわけでして。
そんなこんなで金☆欠です。
ぼくが「出すよ出すよー」って言えたらいいんですけど、
まぁ、ニート街道まっしぐらだもんで。
というか、照明でプロになろうっていうのに定職なんかにはやっぱり就けなくて。
結局、申し訳ないと思いつつ団員にお世話になるんだろうなぁ…とか思ってしまう。
僕にもう少し、考える頭と人脈、スキルがあればなぁ、、、
なんて暗いことも言ってられないし。
とにかく、来年に向けて、脚本なんてものを書き出してるわけですよ。
くはー。
なんとかかんとか、公演にこぎつけられたら、きっといける。はず。
みんなに芝居できる場を与えてやりたいんだよぉぉぉ。
まず、脚本。脚本をあげないと、あげないと。
まとまった時間がほしいよ、、ほんと。。。
どうもこうも、わからないもんだから、色々あせり焦りやってます。
で、金!ない!!笑
そこそこ人に見せられるものを作ろうって、思うと、
やっぱりそれなりにいるものはいるわけでして。
そんなこんなで金☆欠です。
ぼくが「出すよ出すよー」って言えたらいいんですけど、
まぁ、ニート街道まっしぐらだもんで。
というか、照明でプロになろうっていうのに定職なんかにはやっぱり就けなくて。
結局、申し訳ないと思いつつ団員にお世話になるんだろうなぁ…とか思ってしまう。
僕にもう少し、考える頭と人脈、スキルがあればなぁ、、、
なんて暗いことも言ってられないし。
とにかく、来年に向けて、脚本なんてものを書き出してるわけですよ。
くはー。
なんとかかんとか、公演にこぎつけられたら、きっといける。はず。
みんなに芝居できる場を与えてやりたいんだよぉぉぉ。
まず、脚本。脚本をあげないと、あげないと。
まとまった時間がほしいよ、、ほんと。。。
2010年9月1日水曜日
すわる日々
卒公。
残すところあと3週間。
もう9月になっちまいました。
諸々ごたごたがあって、
キャスティング変更、ダブルキャストにより出番が減って、
最近稽古場に言っても稽古できないことが多々ありまして。
すっごーく消化不良な日々。
今日は久々に真面目に通し稽古みてました。
演出不在のなか、個人的に気になったところを話すと、
すごい気難しいかなって思ってた子が、
すんなりダメ出しを受け入れてくれたりして。
なんだか僕自身を認めてくれたような気がして、
すごく嬉しかった。
みんなで、
作ってるって感じ。
そうだ、ひねくれてないで。
いい作品を
作らないと。
て。
さぁ。明日も頑張ろう。と。
残すところあと3週間。
もう9月になっちまいました。
諸々ごたごたがあって、
キャスティング変更、ダブルキャストにより出番が減って、
最近稽古場に言っても稽古できないことが多々ありまして。
すっごーく消化不良な日々。
今日は久々に真面目に通し稽古みてました。
演出不在のなか、個人的に気になったところを話すと、
すごい気難しいかなって思ってた子が、
すんなりダメ出しを受け入れてくれたりして。
なんだか僕自身を認めてくれたような気がして、
すごく嬉しかった。
みんなで、
作ってるって感じ。
そうだ、ひねくれてないで。
いい作品を
作らないと。
て。
さぁ。明日も頑張ろう。と。
2010年8月31日火曜日
さっそく別件なのですが。
私、つぼさかは近畿大学文芸学部の舞台芸術専攻に通っておりまして、現在4年生の身の上なのです。
で、初投稿と思えば、専攻の卒業公演の宣伝をさせていただきたく。↓↓↓
近畿大学文芸学部芸術学科舞台芸術専攻19期生卒業公演
『時の物置』
作:永井愛 演出:水沼健(MONO)
―1961年12月。新庄家の茶の間。
高度経済成長。
時代が大きく移り変わる中、
新庄家の家族とそこに集う人々の、
かけがえのない人生が幾筋も交錯する…。
「贈与と喪失」をめぐる演劇的「家族」の考察。
大学4年生の若者が、50年前の時代を精一杯生きる!!
《公演日程》
2010年9月
17日(金) 19:00【A】
18日(土) 14:00【A】
19:00【B】
19日(日) 14:00【B】
19:00【A】
20日(祝) 14:00【B】
本公演はA.Bのダブルキャストでの公演です。
ご都合に合わせて2つの演出をお楽しみください。
開場は開演の30分前です。
入場無料。
《会場》
近畿大学会館日本橋アートスタジオ
(地下鉄・近鉄線「日本橋駅」下車、6番出口すぐ)
大学生活の集大成で、一人でも多くのお客様に見ていただきたく思っております。
プロの美術家、柴田隆弘さんに舞台を手掛けていただき、
プロの演出家の下、日々稽古に励んでおります。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
で、初投稿と思えば、専攻の卒業公演の宣伝をさせていただきたく。↓↓↓
近畿大学文芸学部芸術学科舞台芸術専攻19期生卒業公演
『時の物置』
作:永井愛 演出:水沼健(MONO)
―1961年12月。新庄家の茶の間。
高度経済成長。
時代が大きく移り変わる中、
新庄家の家族とそこに集う人々の、
かけがえのない人生が幾筋も交錯する…。
「贈与と喪失」をめぐる演劇的「家族」の考察。
大学4年生の若者が、50年前の時代を精一杯生きる!!
《公演日程》
2010年9月
17日(金) 19:00【A】
18日(土) 14:00【A】
19:00【B】
19日(日) 14:00【B】
19:00【A】
20日(祝) 14:00【B】
本公演はA.Bのダブルキャストでの公演です。
ご都合に合わせて2つの演出をお楽しみください。
開場は開演の30分前です。
入場無料。
《会場》
近畿大学会館日本橋アートスタジオ
(地下鉄・近鉄線「日本橋駅」下車、6番出口すぐ)
大学生活の集大成で、一人でも多くのお客様に見ていただきたく思っております。
プロの美術家、柴田隆弘さんに舞台を手掛けていただき、
プロの演出家の下、日々稽古に励んでおります。
皆様のご来場を心よりお待ち申し上げております。
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