2016年10月7日金曜日

健康を診断してきました。

こんばんは。つぼさかです。

本日は仕事はオフで、お昼からバイト先の健康診断に行って参りました。
たかが、バイトなんですが、勤務が長いために健康診断つけてもらえるらしい。
まぁ、健康診断というより、身体測定程度の簡素なものなんですが。
30を越えたら血液検査もしてもらえるらしいんですが、あと2年…続くかな?

ですが、わたくし、更新の時間を見ていただければ分かるように、
めちゃくちゃ不規則不摂生人間でございますので、
30を手前にしてどんどん健康に不安を感じてきまして、
病院で当日飛込みで血液検査を受けようかと考えてたんですけど、
いかんせん、お金がない。

確認はしなかったんですが、病院で検査をする場合、実費になるそうなので、
血液検査だけでも3000円~1万円ほどかかるそうなんですよね。

給料日前のわたしにはほんとにつらい。
ただでさえ、お金がなくってどうしても観たかった舞台を一本諦めてるのに…

しかし、健康は気になる。怖い。

つーことで、献血に行ってきました。

ご存知の方も多いと思いますが、献血を受けると、
検査結果を通知してくれるというありがたいサービスがあるんです。
その検査結果で大体の大きな病気は数値でわかるという。
まぁ、さすがに病院でしっかり検査するにこしたことはないんですが、
健康診断程度ですので、やらないよりはましでしょう、的なことで。

時間はかかりますが、無料で検査結果通知していただけることを考えれば
圧倒的にお得です。

実は学生のとき、学祭に献血車がやってきまして一度だけやったことがあったんですが、
もうかれこれ8年経ってました。
ので、びくびくしながら献血ルームに入りましたが、
あれ?
結構人がいます。しかも広くてきれい。
テレビもある。漫画もある。あ、小説も。

すごい雰囲気いいです。

受付の方も丁寧にご対応していただきまして、
事前検査で血の濃さなんかもみてくださって、
献血を受ける人の健康面もやはり考慮して血の量を決めていて、
献血ルームには無料で飲める自販機やお菓子やアイスの自販機なんかもあって、
ちょっと驚きました。
まぁ、献血したら自分が貧血で倒れた、なんてことになったら
シャレにならないですからね。

血の濃さや問診も問題なくパスし、400ccm抜くことになりました。

は、針が太い…。

やっぱり若干ちくっとはしましたが、ちょっとずつ収まって、
20分くらいでしょうか、テレビを見ながら過ごしていると終わっていました。
意外と早い。

初めて献血をした学生のころは、体重が足りずで200cc献血だったんですが、
(今回もギリギリ…アウトかな?)、200cc採っただけでその日は貧血で
夜までずっと頭痛が治まらなかったのを覚えています。

しかし、今回は倍量採ったにも関わらず身体の不調もなく、
あ、ものすごい眠気は感じましたが、帰って昼寝をして今、
むしろスッキリしているくらいで。

この8年注射や点滴もしていなかったので、針痕が気持ち痛むような気はしますが、
それよりも二週間後にやってくるであろう検査結果が楽しみで。

はー、何事もありませんように。
バイト先の健康診断の結果はおそらく一月ほどかかると思うので、
まぁそれほど検査内容なかったんですがそれも楽しみにしてよう。と。

レントゲンだったり、献血の事前検査で測った血の濃さ、だったり、
小さなことですけど、とにかく今のところは異常なさそうでよかった…。
絶対悪いから検査が嫌、ってひたに逃げていた病院ですが、
ほんの少しの負担額で安心が手に入るなら、アリですね…。

長生きできますように……。

2016年10月3日月曜日

初恋ねぇ。

こんばんは。つぼさかです。

ここ何年間か、Eテレにはまっています。
最近稽古に出ることも少なく、お金もないので、
家でテレビを見る時間が増えてきました。

それでも結構時間が不規則なので、決まった番組を見ることは少ないのですが、
Eテレがやっぱり好きですね。

一番好きなのが、2355です。
かあいらしくって。
とか、スーパープレゼンテーションとか。
あとは達×達(達人達)ですかね。

今は、地球ドラマチックを見てました。
10代の脳の成長に関するお話。
作業しながら流し見だったんですがなかなか興味深いですね。

10代の人々が思春期を経てどんな風に感じていくのか。
SNS中毒(番組では自撮り中毒と言っていました)とか、もうずいぶん前から言われてきてますよね。
ちょっと気になるコンテンツんですが、
今日書こうと思ったのは恋のお話。

番組で、思春期の頃の特徴で、「初恋」があります、と言っていました。

初恋、ねぇ。笑

初恋はその後の人物形成にも関わってきます、と。
そして、忘れられない衝撃的場感情が生まれます、と。

...そうなのか。

私自身でいうと、初恋、っていつだっけというくらい薄い記憶で、
正直思い出もくそもないんですけど...

その後いろんな人と出会ってからの方が今の私を形作ってるような気がします。
と、思うと、この人生を決めて歩み始めたあの人が初恋だったんでしょうかね。
それとも、初めて他人の文化を経験したあの人やったんかな。

うーむ。奥深い、初恋。

元々人付き合いが軽薄なくせに承認欲求だけはやたらと強い人物だったために、誰かと過ごせる時間というのがすごく嬉しくて、
それだけでも舞い上がってしまってましたが。

今思うと、本当の自分をさらけ出せるとか、この人といるときだけに見せる新たな自分とか、そういうの、ないなぁ、て。

嫌われたくないなーとか、よく思ってほしいなーとか、それって常に思っているし、
どんな自分も本当の自分やし、
会う人によって話すことってやっぱ変わりますよね。
何話そうかなぁ、とか思うときもそりゃあありますけど。

と、思えば、なんか、人のことを思って泣いたりとか、することなくなってしまいました。
会えなくなるので寂しいなとか、
捨てられて悲しいなとか、そういうのもなくなってきたな。
歳を取ったってことなのか、落ち着いてきたからなのか。

なんか、心が固くなっていってるようで怖いな。

好奇心と衝動を大切にして生きていきたいなぁ。

2016年10月2日日曜日

【サーカス】シルク・ドゥ・ソレイユ『TOTEM』



行ってまいりました。
シルク・ドル・ソレイユ。『TOTEM』。

まずは……、
カメの前でパシャリ。
 
 
シルク・ドル・ソレイユは二年前に観た『OVO』が初めてで今回が二回目。
母と二人っきりでデート!!


私と母は、ちょっとおかしいくらい仲良しで、よくお出かけする機会があります。
というのも、私が演劇をやってるのもあってか、母もいつぞやからド・ハマリしていて、
商業演劇やショーのチケット情報を見つけては、私と一緒に出掛ける「口実」を作ってます。
「そんなに、よく見つけてくるなァ…」と呆れるやら感心するやらなんですが、
本人いわく、「だって会社暇なんやも~ん」、らしいです。オイオイ。

小劇場は基本的には私が出演してるものだけですが、
もしかしたらこの先ひょっとすると、小劇場の情報まで…いや、それはないかな。さすがに。

母と舞台を観に行ったらいつも決まって、
(仕事中に見つけて予約した)美味しそうなお店に行き、食事をご馳走になるという。
そこで母娘水入らずで何時間も話すのが、母も私も癒しの時間になるんでしょうかね。

改めて自分の親と食事をするというのは、なんとなく気が張ったりもするんですが、
なかなか、普段話す時間なんてないし、家に帰ったら一人で過ごしたい時もあったりして。
なので、こういう機会を利用して、仕事の事とか、恋の事とか、劇団の事とか、家族の事、
ほんとにたくさんたくさんの事を話しています。もちろん、その日観た舞台の事も。


それにしても、

やー。うまかった。大満足です。
(オイ、TOTEMの事書けや。)

ハイ、書きます。

2年前に観た『OVO』は昆虫たちのお話で、カラフルでユーモラスに、そしてダイナミックに表現されていたのですが、
今回の『TOTEM』、テーマは「人類の進化」なようで、何とも神秘的な作品となっていました。
ステージは前回よりも一回り小さくなっていた印象でした。
前回の作品と違いアクロバットな演目は少なく、身体の美しさを主として組まれていたからでしょうか。
「ワァ!スゴイッ!」と歓声が上がるというよりは「オォー」と目を見張る演出が多かったです。
なんせ、美しかった。

前回シルク・ドル・ソレイユを拝見した時も感じましたが、
同じ人間であるのに、この人々はなんて豊かで美しくて逞しいのでしょうか。

きっと、このステージに立つまでに物凄い努力をし、物凄い挫折をし、沢山の辛い経験をして、
やっとの思いで今輝いているんだと思うと、
いかに自分がちっぽけで、世界はとてもとても広くて遠くて、果てしないモノなんやろうなぁ…
と、漠然と感じてしまいます。

とは言っても、人それぞれ「ギフト」があり、人それぞれ「人生」があるのでしょう。
「スゴイ」人、でなくて「ステキ」な人にならなくては、ね。
全知全能にはなれないんです。にんげんだもの。
ナンバーワンよりオンリーワン、っていう考え方はあんまり好きではないけれど、
「あーすごいなぁ、かっこいいなぁ、あんな風になりたいなぁ」と、羨望?言ってしまえば嫉妬?
ばっかりしてたらあかんねんやろなぁ、って思うし。
人は人、自分は自分。自分の中のベストワンになれれば、よいんです。

憧れは、大事。
自分の人生の「ベスト」の位置が上がっていくって事と思うので。
んで、ベストに近づく為に、どう楽しんで生きるか。を探して生きたいですね。

どう、楽しんで、生きるか。

30歳を手前にして、臆病になってきているんです。私。
自分のやりたいことは何なのか。
それは本当にやりたいことなのか。
それをやっていくためにはどうしていけばいいのか。

とか、とか、とか…。

ほんとにたくさんの事を解決していかなければいけない、のだと思います。
でも、それは一生かかってもいいと思っていて、
一生かかってやり遂げられたら万々歳。
できないことを前提で、でも理想にどこまで近づけるのか。
誰にもわからない、自分自身も分からないことですけれど、
一生かかって取り組んで良い事案なんじゃないかなぁと思います。


ヒトって、一人じゃほんまにちっぽけで、取るに足らない存在なんです。
でも一人じゃないねんで、って、存在しててもいいねんでっていう、
ほんのちょびっとのあったか味みたいなものを
他者に少しずつ伝えていけたらいいなァ…。

と、独り、考えています。
作品を観て、内容にほぼ触れず、自分を語るという…。
でも、それだけ考えさせられるステージやったと思うと、本当に今回のシルク・ドル・ソレイユは
私にとってとても良い出会いやったと感じます。
ありがとう、ありがとう。

大阪公演は10月23日まで。
まだの人は是非、観て頂きたいです。

舞台、サーカス、身体表現、観たことなくっても全っ然楽しめますよ!!!
100%感動するので、生きてる間に一回は観て下さい!