2010年9月28日火曜日

《長いよ。芝居考察》おら東京さ行くだ。

まず。
先日の、近大舞台芸術専攻の演技創作系卒業公演「時の物置」にご来場くださった方々、
本当にありがとうございました。
心よりお礼申し上げます。
さて。卒公が終わって一週間。
三丁目で照明仕込んだり、後輩のゲネ見たり、秋祭りのお手伝いにいったりバイト行ったり飲んだり飲んだりという、怒濤のスケジュールをこなしました。
今私は東京に居ます。
東京の小劇場演劇を見て、これからの小劇場の担い手としてお勉強。ということで。
まぁ80%は趣味ですが。
今日はその初日。
マチネ見る予定だったNODA地図は当日券が手に入らず断念しました。残念。
ソワレはトムプロジェクト・プロデュース「鬼灯町鬼灯通り三丁目」@赤坂レッドシアターです。
出演者は川島なお美、冨樫真、真山章志、大西多摩恵の4人、2時間のお芝居でした。
まず関西と関東(一本しか見てないけど)の小劇場の圧倒的な違いは客席だと思う。
関西でいう、「上演時間2時間休憩なし」というのはやっぱり長いと思う。
なぜなら客席に問題があるから。
ベンチ板に桟敷2枚はやっぱりしんどい。
いくら面白いことやられても腰がまずやられる。
開場と同時に入ったとして、硬い椅子に縛り付けられる時間は2時間半。コールや押しがあれば3時間近く。
さすがにきつい。
一方今日の芝居は、2時間というのに全く苦にならなかった。
客席は映画館のような感じで座席の指定もあった。(私は一列目センター!!)
ピッコロの中ホールやAIHALLを想像すればよいかしら。

芝居もよかった。
一人ずつの演技も深かったし、戦後すぐの人々の土臭さというか、汚さがよく表現されていて、逆にそれが綺麗でいとおしかった。
川島なお美もやっぱり可愛くて、キレイだった。何せ立ち姿が「美しい」。
小屋の広さは大体2ndと同じくらい。
下手3分の2に6畳の家、上手には大きな井戸と少しの垣根。
舞台が一尺半程上がっていて、一列鬼灯の花の植え込みの飾りがある。
鬼灯は家の外壁や垣根にも咲いている。
鬼灯の蕾の幾つかに電飾が仕込まれていて、転換や暗転前に赤く点灯するのがすごく効果的だった。
暗転幕の替わりに、なんかトトロで、お父さん達がガンガン閉めたりしてる風避けのアレを使っていて、なるほどなという感じ。
煙焚いていて、舞台上灯りがないと見えづらくなっていたので、それが集中力を削ぐことなく使われていた。
東京一本目、結構好印象な感じでした。
さてと、チェックイン時間の関係で今日は宿がないので近くのカラオケに泊まろうと思います。
眠い。

明日はホテルにチェックインしたら新国立劇場へ行ってきます。
今週はちょっとレビューしていきます。

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